2023年度CSKキャンプ報告
2023年度CSKキャンプテーマソング
「目を離さずに」
作詞:Yuki Uriu/作曲:Nozomu
インキャンプ
=あかし文集より=
「喜ぶために感謝して祈る」
中学2年生
「いつも喜んでいなさい」
というメッセージの時に聞いた言葉について考えてみました。
その言葉通りに常に喜ぶなんて私にはできない、と思ってしまいます。感謝するべきと分かっていても心から喜べなかったり、どう頑張っても喜べない事だってあります。鏡が無いから自分のそばかすを見なくて済むと言うアンや、明日死ぬかもしれなくても辛く苦しい事ですら喜んでいたパウロ。どこか違う世界の人のように感じてしまって、私とは違って凄い人達だなと思っていました。
キャンプ中、感謝できなかった事を喜べるようになりたいと考えていました。そこで思い浮かんだのが、朝起きられない事についてでした。人より長い時間睡眠が必要な私は、皆より早く寝ないといけないし、早く寝てもなかなか朝起きられない事が多いです。そのせいでこういうキャンプでも私だけ友達と夜話せなかったり、他の人より起きていられる時間も少なくて何だか損している気分でした。
この事について、感謝の気持ちを持てるように、喜びを見つけられるように神様に祈りました。次の日、私がメッセージのメモを沢山取っているのを見た人が「こんなだから睡眠が必要なんじゃない?」と言ってくれました。その言葉を聞いて、そうか、この集中力がある代わりなのかと納得できました。睡眠が必要ということは、その分集中力が与えられているということ。それに気付けて、やっぱり祈りって聞かれるんだなと改めて思いました。
このキャンプで祈りを聞いて下さった、そして私の固執した考え方を打ち砕いて気付かせて下さった神様に、ありがとうと大好きを伝えたいです。
=あかし文集より=
「CSKありがとう」
スタッフ(大学生)
スタッフになって、やっと、全参加を果たすことが出来た今回のCSKキャンプ。キャンパー時代とは違うキャンプになるかと思ったら、神様から受け取るものはちっとも変わらない、恵みにあふれるキャンプになりました。でも、5日間って初の私には思ったより長かった。
まず、色んな事があったけど最後までキャンプを走り続けさせた神様の力に感謝します。自分の妹まで熱発した時にはマジかと思ったけれど、その先も体調不良者が出続けて心配だったけれど、それをも団結力を高める力に変えてキャンプを支え続けられた神様を賛美します。そして、タンタンのメッセージを通して豊かに語って下さった神様に感謝します。私たちは神様が大切に創って下さった存在で、その創り主を知り、賛美しあがめることが許されている恵みに感謝します。的外れな、罪にまみれた人生を送るほかない私たちを見捨てず、むしろ十字架の恵みによって救いを下さる恵みに感謝します。
今回は初めて、キャンパーのみんなを裏から支える立場としての参加、十分な奉仕ができるか、不安な部分もありました。でも神様は必要を満たし、助けてくださって、無事にキャンプを走り切ることができました。キャンパーだった時は見えなかったスタッフの祈りの力の偉大さも感じました。こうやってキャンパーを卒業した後もCSKに関わることが許されて、本当に幸せです。CSKありがとう!
アウトキャンプ
=あかしin再会日=
中学3年生
今日は夏キャンプの仲間と再会できたことをとても嬉しく思っています。
さて、僕がこの証の依頼を受けたのが一週間ほど前でした。その時、とても驚きましたし、嬉しい気持ち半分、不安半分でした。前回の春キャンプの証は立派な高校生が素晴らしい証をしていて、とても印象に残っています。なのに、僕のような中学生が証をして良いのかと不安になりました。また、僕はまだ洗礼を受けていません。しかし、スタッフの方が僕を選んでくださったので、せっかくの機会だからチャレンジしてみようと思いました。まとまってなくて退屈かもしれませんがお付き合い下さい。
今年のキャンプは僕にとって三回目、対面でのキャンプは二回目の参加でした。去年のキャンプは新しい友達が欲しいとか遊びたいなどと言う軽い気持ちで参加したのですが、今年のキャンプは意味を持って参加しました。去年のキャンプ前と今年に入ってからでは自分の置かれている環境や心境が大きく変わりました。去年のキャンプ前は部活も週3日、コロナの関係で日曜日にほとんど部活の練習や遠征がなく教会に通えていました。しかし、今年の夏キャンプ前では日曜日を含めた週六日の部活、そして顧問からのパワハラで僕は肉体的にも精神的にも追い詰められていてとても祈ったり、教会に通えたりする状況ではありませんでした。結果的には原因からは離れたのですが、神様との距離はとても遠い状況でした。その距離を少しでも短くしてもう一度きちんと神様に向き合うきっかけを作りたいと思い参加しました。
前座が長かったですがここからキャンプの話に入ります。対面初参加の去年とは異なり仲間と初日から馴染むことができました。特に自分のグループのキャンパー、スタッフ全員の事をキャンプ前から知っていたので初日から難なくコミュニケーションを取れてとても濃い五日間を過ごすことができました。二日目の自由行動は牧場とお風呂に行くのみで体力温存でした。四日目の自由行動は三日目の山登りで縦走に参加したメンバーが2人いたのでヘトヘトで昼飯はおにぎり一個、キャンプ場で色々な果物を焼いて食べました。まあ、その後には縦走に参加していた2人がクライミングボードをやったりとヘトヘトでしたが動き騒ぎ続け満身創痍でした。台風が通過するなか全てのイベントが予定通り開催できたことに驚きましたし神様の守りがあったのかなと思っています。
佳奈先生のメッセージはご自身の体験を交えながらお話して下さり、自分の実生活にも直接通じる部分を感じることができました。心に残ったのが二日目の「罪」に関わるメッセージでした。人は自分の思いを優先させて「罪の責任」が発生したが、本来私たちが受けるべき罪をイエス様が受けて下さった事を知りました。ここまでの話は今まで教会などで薄々知っていた事でしたがイエス様を殺したのは私たちであるという事に衝撃を受けました。その時に話して下さった佳奈先生の実体験がとても心に残っています。佳奈先生がアメリカでイースターの時に聞いたメッセージで神様を殺したのは誰ですかと言う質問になったそうです。その質問の答えは「It's you」。僕はこれを聞いた時に「It's you」と言う英語のカジュアルさとそのたった二単語が持っている意味の深さに驚きました。そして自分の罪に落胆するのではなく、罪に気づき悔い改めひざまずき、神様からの許しに感謝しようと思いました。
今年のキャンプでは新しくQ&Aコーナーと言うものが設けられて「天使と悪魔はいつ生まれたか」とか「神様は未来を知っているのか」などの質問を教職者の方が答えて下さいました。中高生の素直な疑問に大人が真剣に答えてくれていて面白かったしとても勉強になりました。
自由行動や食事を共に作るグループだった別教会の教職者の先生とはよくお話しをしてキャンプファイヤー後には色々と語り合いました。先生と話した話題の一つに祈りについてがありました。話して今までの自分の祈りは一方通行だった事に気付き、自分のまわりの出来事にも敏感に反応して日常生活を送りたいと思いました。また、神様の答えは即時に返ってくるものではなく待ち続けようと思いました。ここまでの祈りについての事はなんとなく聞いたことがあったり、よく考えたら分かる事だからこそ意識しなければならないのだと思いました。
このキャンプを終えてから洗礼についても考えるようになりました。自分は物心ついた時から教会に通うのは当たり前だったのですが、先程話したように一時期教会から離れたことによって賛美したり、みことばをきいたりすることがいかに喜ばしいことか感じることができました。そして、今自分にとって神様は精神安定剤と言うか、例えば自分が怒っている時、悲しんでいる時に考えると心が落ち着きお祈りするとなぜか安心するそういう存在です。まだ、心の底から神様を信じることはできていませんが今は近い将来神様を心から信頼し、信じることができるようにお祈りしています。
これからは神様から離れないようにそして離れても、もう一度神様を信頼できるように祈ろうと思いました。最後に今回のキャンプで自分の心に染みて、自分と神様との関係を後押ししてくれている聖書箇所を読み終わりたいと思います。
へブル人への手紙12章1、2節 (一部抜粋)
「私たちも一切の重荷とまとわりつく罪を捨てて、自分の前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。信仰の創始者であり完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。」
これからは与えられている信仰のレースを自分なりに全力で走りたいと思います。
最後の最後にキャンプを大成功させ再会日という最高のイベントを開催してくださったスタッフ、そして共に全力で学び、楽しんだキャンパーに感謝しています。本当にありがとうございました。
=あかし文集より=
「CSKありがとう」
スタッフ(大学生)
心配だった台風から守られて全てのプログラムを順調に行えたことに感謝です。今回スタッフとして初めて参加し昨年までとは一味違うキャンプでした。分かち合いの時ではこれまで以上に糧になる時間を過ごせました。特にQ&Aでは中高生たちの質問に共感し、講師の方たちにの回答に強く納得でき僕自身の信仰の成長にもつながったと思いました。支えてくれた他のスタッフの方々にも感謝です!ありがとうございました!